コラム

空想の森のささやき

静かだった。 由布岳の原生林へと続く森から聞こえてくる木々のさざめきや 鳥のさえずりとともに心地よい風が吹き込んでいた。 大きな壁面いっぱいにズラリと掛けられた古い木彫の仮面たちが、 森の声に呼応しささやいているかのよう…

超一流!

「カンッ!」打球が自分の方へ飛んできた。 夢の中に出てくる場面に似ている。 「んっ!?」足が動かない。 やっぱり夢か? いや受け入れ難い現実だ。 草野球であればまだまだプレーできると高を括っていた。 重度の運動不足が祟っ…

一緒に野球をしよう

「一緒に野球をしよう!」 白壁の美しい旧家に住んでいる幼馴染みのT君の誘いであった。 大分県日田市の城下町豆田の上町通りから中津市へ通じる旧道の 日田街道沿いに佇むその『白壁の美しい旧家』は、 石垣に漆喰の白壁の塀と土蔵…

異界への入口

異界への入口
古いトンネルは真っ暗だった。 遠くの明かりはまるで異界への入口の様であった・・・。 一九七〇年代、日田市にて、一家で採石場の仕事をしていたが、 削岩機などの使用による振動病(職業病)に悩まされて廃業を余儀なくされた。 中…

パパは骨董品屋さんである

パパは骨董品屋さんである
『お父さんは骨董品屋さん』、 小学校1年生の頃に、私が書いた作文のタイトルで、原稿用紙八枚ほどの文章であったと思う。   七才の少年が、稼業について赤裸々に語ってしまったことが面白かったのかもしれない。 その作…

BLOG はじめました。

平素は当サイトをご愛顧賜り、誠にありがとうございます。 今後とも多くのみなさまにご利用いただけるよう、ブログを更新していきますのでよろしくお願いいたします。